国内でも近年その登録数が増加傾向にあるコーギー。
21世紀を迎えたのを境にして、人気に火がついた
このコーギーという犬種の魅力とはどんなものなのでしょうか?
牧羊犬業務の複雑な作業を黙々とこなしてきた頭脳は伊達でなく、
現在人気ある小型犬の中でも最も頭の良い犬種に数えられています。
持ち前の訓練に対する集中力ですぐに家族のルールを把握し、
そのしつけは初心者にも向いていると言われています。
活発で興奮しやすい性格も訓練しだいで克服する事が出来ます。
現代の日本の都会事情に適った犬種であること。
これがコーギーという犬種の最も大きな魅力であると思います。
コーギーの魅力はなにも内面だけに留まりません。
特徴的な大きな耳に、他の大型牧羊犬を髣髴とさせる凛々しい顔つき、
胴が長く足が短いのに驚くほどの運動能力と、
その特徴を語り出したらキリがない個性溢れる犬種です。
中でも尻尾がないという独特のシルエットがより一層それらの特徴を
印象づけており、まさに一目見れば忘れられない犬種であると言えます。
余談ですが、日本国内では
「コーギー=尻尾がない」という認識が強いためか、
本来尻尾のある個体までも断尾する傾向にありますが、
犬種の規定として尻尾の有無や長さは問題になりません。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
現在では家庭犬として国内でも人気のあるコーギーですが、
元来優秀な牧羊犬で類稀な頭脳を潜在的に持っています。
近代でも世界各国で現役の牧羊犬として働いており、
彼らの頭の良さは折り紙付きと言っていいでしょう。
もともとコーギー(カーディガン・タイプ)は長い歴史を持つ犬種であり、
長い時間の中で人々と暮らしていく過程で、
より人間に近い知能を手に入れたと言われています。
一般的にもその賢さから、初心者の飼育にも向いているとされており、
性格も犬らしく従順で温厚です。
しかし、やはり牧羊犬の血が確実に残っており、非常に遊び好きで
活発な気質の持ち主でもあります。
現在でも動くものを衝動的に追いかける癖や、他人の足を噛む癖があります。
コーギーは牧羊犬として働く際に家畜の足を噛んで誘導していました。
現在でもその噛み癖が強く残っている個体も存在します。
しかし、潜在的に訓練に対する順応力が高い犬種ですので、
たとえ噛み癖のあるコーギーでも飼い主の訓練により克服する事が可能です。
また、人気のある2タイプ存在するコーギーの内、
ペンブローク・タイプはカーディガン・タイプよりも
興奮しやすい気質であると言われており、
常に静止が効くよう仔犬の頃からに訓練を行なうと良いでしょう。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
コーギーはウェールズ地方発祥の犬種であり、
“カーディガン”と“ペンブローク”という
2つのタイプに分類されている犬種です。
ウェールズ地方への移住の際に
コーギーはこの2つのタイプに分かれたとされています。
カーディガン・ペンブローク共に原産国はイギリスで、
そのサイズや身体的特徴など
一部を除いてはほぼ同一犬種であるかのような印象を受けます。
事実、犬種登録や血統書など犬種という
カテゴライズが重要視される場合以外、
カーディガンだペンブロークだと明確に区別する事は滅多にありません。
コーギー以外に似たような関係を持つ犬種に
パードンラッセルテリアとジャックラッセルテリアの例が存在しますが、
数ある犬種の中でも2タイプ存在する犬種というのは珍しい部類です。
コーギーの2タイプの主な相違点として、
カーディガンは尾が長く耳の先端が丸い、
ペンブロークは尾が短く耳の先端が尖っている等の特徴が挙げられます。
その昔は、これ以上に
それぞれが身体的特徴を持っていたと言われていますが、
1925年のイギリスのドッグ・ショーで
ペンブロークとカーディガンを同じコーギーとして扱った事により
カーディガンとペンブローク交配が行なわれ、
現在のように両者の外見は酷似したものになりました。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
コーギーの毛は特に長すぎもせず、短すぎもせず、
一見すると一般的な日本犬と同じような毛質と差のないように思えます。
しかし実はダブルコートと呼ばれる二重構造をしており、
見た目に反して抜け毛が非常に激しい事で知られています。
室内飼いの場合には衛生管理のためにも、頻繁なブラッシングと
それに伴う抜け毛の掃除が必要になります。
また、脚が短くお腹の毛も同じようにダブルコートであるため
地面から照り返させる熱を溜め込みやすく、
夏場の熱射病には十分に注意する必要があります。
そんなコーギーたちの毛のカラーですが、
これはコーギーのタイプによってその規定が異なっています。
日本でも人気の高いコーギーである
“ウェルシュ・コーギー・ペンブローク”に
認められている毛色はレッド、フォーン、セーブル、ブラックタン、
トライであり、スタンダートとされています。
もう一方の“ウェルシュ・コーギー・カーディガン”の毛色は、
厳格に指定されているペンブロークとは対照的に
色の規定がほとんどありません。
ブラック&ホワイトおよびブリンドル&ホワイトがカーディガンにおける
最もオーソドックスな毛色で、ブルーマールなど、
白が優勢でない色の組み合わせで実にバラエティに富んでいます。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア